私はこの記事[【スマホOK!】古いスピーカーを再利用!小型Bluetoothアンプの紹介]でも書いている通り、スマートフォンを赤黒配線のスピーカーに接続して音楽を流しています。
自宅に使っていないスピーカーとかなり昔の古いスマートフォンを見つけました。再利用する目的でいろいろ探していたところ、小型アンプを見つけて試しに買ってみたんですが、これがとても良かったんです。私はBluetoothが搭載されているアンプと搭載されていないアンプ、2種類持っていて使い分けています。
今回はこの2種類の小型アンプについてお話ししたいと思います。
アンプとは?
アンプというのは音を増幅させるための機器です。簡単にいうとこれがあることによって出力が小さい音を大きくすることができます。
スマートフォンから出力される音は小さいんです。スマートフォン本体に内蔵されているスピーカーから出す分にはいいですが、ステレオミニジャックが搭載されている古いスマートフォンを直接コンポなどに繋いでも音が小さいので、アンプの音量をこれでもかっていうぐらいに上げないと聴こえません。
そこで必要になるのが小さい音を増幅して大きくしてくれる機器です。それがアンプというものです。

実はこのアンプですが、スマートフォンだけではなくMP3プレイヤーなどの再生機器もスピーカーから流すことができます。持ち運びができるMP3プレイヤーも通常はイヤフォンで聴くため、直接スピーカーにつないでも音が小さいんです。ですが、アンプを通すことで音を増幅して大きく出せるようになるわけですね。

赤黒配線のスピーカー
スマートフォンの音楽をBluetooth搭載のコンポやBluetooth搭載のスピーカーから出すのは比較的簡単にできます。なぜならスマートフォンと音を出力したい機器をペアリング設定すればすぐにスマートフォンの音楽を再生することができるからです。
ですが、今回はあくまで赤黒配線のスピーカーからスマートフォンの音楽を流す方法になります。いらなくなったスピーカーの再利用という目的が強いですね。このスピーカーはBluetoothは搭載されていないので、ケーブルで接続する必要があります。
2種類の小型アンプ
Bluetooth非搭載アンプ
Bluetoothが搭載されていないタイプの小型アンプは3.5mmのオーディオケーブルでの接続が必要になります。つまりスマートフォンにもステレオミニジャックがついていないといけないということになります。
メリットとしてはケーブルによる有線接続になるのでBluetooth接続よりは安定して音楽を流すことができます。また、機器にもよりますが、Bluetooth搭載の小型アンプは電源を入れるのと同時にBluetooth接続待機状態となり、電源ランプが点滅するものがありますが、Bluetoothが搭載されていないアンプは電源ランプが点灯しているだけなので気になりません。ただし、常に点灯しているとそれはそれで夜など暗い場所では気になるかもしれませんが。
逆にデメリットはスマートフォンにステレオミニジャックがついていないことが多いので、その場合は使えません。そもそも接続することができないので…
- Bluetooth接続よりは安定する
- 電源ランプが点滅しない
- ステレオミニジャックが搭載されているスマートフォンが必要
私の使い方
私はBluetoothが搭載されていない小型アンプはこうして使っています。
小型アンプ + 古いスマホ + Tasker(有料アプリ) + スマートプラグ
ステレオミニジャックで接続できる小型アンプは同じくステレオミニジャックがついている古いスマートフォンをオーディオケーブルで接続して使っています。
これだけでもアプリを使ってスマートフォンのストレージ内の音楽再生や、SIMカードを入れているかWi-Fi環境が整っていれば音楽ストリーミングサービスを利用して音楽を再生することができます。
私はさらにそこから応用した使い方をしています。それはAndroid専用で有料になりますが、Tasker(タスカー)というアプリで指定した時間になったら自動でアプリを立ち上げて音楽を再生する設定をしています。※参考記事[【Tasker】音楽で目覚めたい人におすすめ!スマホアプリの紹介]
そして、アンプは電源が入っているとずっと電源ランプが点灯しているのが気になるので、タスカーで音楽を再生するときだけスマートプラグという機器を使ってアンプの電源をオンにしています。
タスカーはAndroid専用で有料ですし、スマートプラグは設定が難しいですし、不便なところもあるので無理に使う必要はありません。私が個人的に使っているだけですので。それにもしかしたら他のものでもっと簡単に使えるものもあるかもしれません。興味がある人は他の記事も読んでみてください。
有線接続できるアンプ
私が使っているアンプは音の調整ができて重低音を強調できるので気に入っているのですが、同じものがすでに生産中止になっていました…これは価格も機能も似たようなアンプになります。
これは調整ボタンも少なくシンプルなので使いやすいアンプではないでしょうか。
これはちょっと高いですが、レビューもいいですし、本格的な再生機器として使えるのでこだわりたい人にはおすすめですね。
Bluetooth接続しないて有線接続する場合はケーブルもお忘れなく。これは3.5mmステレオミニプラグとRCA変換ケーブルです。
これは3.5mmステレオミニプラグケーブルです。接続するアンプとスマートフォンによって使うケーブルが変わりますので、RCAに変換しなくても接続できる場合はこのケーブルを使ってください。
Bluetooth搭載アンプ
Bluetoothが搭載されている小型アンプはBluetoothでの無線接続が可能です。Bluetoothの機能があるスマートフォンやMP3ウォークマンでも使うことができます。
メリットとしてはどんなスマートフォンでも接続できるとうことですね。もちろん、Bluetoothが搭載されていないスマートフォンがあればそれはその場合は接続できませんが、ほぼないように思います。さらに機器にもよりますが、アンプにステレオミニジャックがついていればステレオミニプラグケーブルでも接続できるので、その場合、Bluetooth接続とケーブルを使った有線接続の両方ができます。
デメリットとしてはBluetooth通信の場合、家電や機器などの電波との干渉や壁などの障害物で音が途切れたり、切断されたりして通信が不安定になることがあるということです。実際に私も何度か途切れることがありました。
- たいていのスマートフォンは接続できる
- 機器によってはステレオミニプラグでの接続もできる
- 音が途切れたり、切断されたりすることがある
私の使い方
Bluetoothが搭載されている小型アンプはこうして使っています。
小型アンプ + メイン端末 or 古い端末 + スマートプラグ
私が持っているBluetoothが搭載されている小型アンプはステレオミニジャックがついていますが、ステレオミニジャックがついていないスマートフォンが多いのでこっちはBluetooth接続専用として使っています。
Bluetooth接続で使う場合には音楽を再生したいときに接続する使い方をしています。Bluetooth接続できるスマートフォンであればSIMが入っていてメインで使っているスマートフォンやSIMを入れていない古いスマートフォンでもWi-Fi通信で音楽を再生することができます。一時的な使う方をするので今聴きたい好きな曲やカラオケで歌うために覚えたい曲などを再生するときには便利なんです。
ちなみにこのアンプにもスマートプラグをつないでいます。Bluetoothが搭載されているアンプの種類によっては電源を入れた状態がBluetooth待機状態になるため、ランプが点滅する場合があります。この点滅がわずらわしいのでアンプを使うときだけアンプが接続されているスマートプラグの電源を入れるようにしています。
こうすることでアンプの電源を直接オンオフすることなく電源操作が可能になります。また、専用のアプリでスマートフォンからアンプの電源を間接的にオンオフすることができるのでスマートフォンでアンプの電源を入れて音楽を再生する操作ができてしまうわけです。
Bluetooth接続できるアンプ
私が持っているアンプと見た目がほぼ同じですが、私のアンプは古いのでその後継機になるかと思います。なお、有線接続ができてケーブルも2つ同梱されているのでお得ですね。
これはリモコンで操作できる小型アンプになります。アンプを使って自動再生したり、スマートプラグを使って電源管理をすることはあまりないかと思いますので、リモコン操作できると便利ですよね。なお、これもケーブルがあれば有線接続することもできます。
最後に
いかかでしょうか。赤黒配線の古いスピーカーは昔よく使われていましたが、最近は使うことなく自宅で眠っているものがあるかもしれません。小型アンプは数千円ですし、古いスマートフォンがあれば音楽再生専用機としても再利用できるのでスピーカーだけでなくスマートフォンも再利用できてしまいます。よかったら探してみてください。
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レビュー
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