ネックファンという商品ご存知ですか?首にかけるモバイル型の扇風機なんですけど、これが思った以上に涼しくて快適なんです。
今までは手に持つハンディタイプのファンを使っていたのですが、一度これを使うと手放せなくなります。ただし、ちょっと使いづらいところもあるのでメリットと一緒にご紹介したいと思います。
今回はこのネックファンを実際に使ってみた感想をお話ししたいと思います。
商品説明
同梱物
同梱物はこちらです。とてもシンプルですね。ネックファン本体とケーブル、マニュアルのみです。
サイズ
本体の幅は約20cmあります。縦も同じぐらいの長さですね。あとで説明しますが、中央の部分が柔らかい素材なので、広げたり、縮めたり調整が可能です。
ただし、子どもが使う場合は大きいように思いますね。ズレて落ちてしまうこともあるかと思うので使用する際には注意が必要です。
重さ
重さは約220gです。商品説明欄には『iPhone 11とほぼ同じ重さ』とありましたが、実際に持つとそれより重い印象を受けました。
風量調整
風量の調整は本体左下にあるボタンを押して弱、中、強の3パターンを変更します。風量調整ボタンの上にはUSB Type-C 端子があります。
バッテリー
内蔵バッテリーの容量は1800mAhでフル充電まで約3時間かかります。起動時間は弱で約6時間、約中で4時間、強で約2時間となっています。
弱で使用した場合、6時間ぐらいもつので十分なきがしますね。なお、充電はUSB Type-C ケーブルで行います。
この商品の特徴
この商品の特徴はいくつかあります。良いこともありますが、ちょっとここは気になるな…というところもありますね。
ファンの先端からは風が出ない
実はこの商品、先端の丸いところからはほぼ風が出ません。最初はここから風が出ると思っていたのですが、違いました。
このネックファンはファンの風が横に出るのではなく上に出るようになっています。
つまり、ファンが回ることによって首の穴から外へ出るようになっているんです。それによって首の部分に風があたるんですよね。
首の周りから風が出る
よく見かけるネックファンは先端から風が出るものが多いですよね。その場合、顔に風が直撃しますし、風があたる範囲も狭くなってしまいます。
ですが、この商品は首周りから風が出ます。実際に使うと首周りから風が出ることによって顔の横側に風があたるので乾燥することもなさそうですし、首にあたるとより涼しさを感じられる気がします。顔全体が涼しくなる感じですね。
ただし、先端のファンに違い部分からは大量に風が出ますが、ファンから離れると風は弱くなります。
良かったところ
首にあたる部分が柔らかい
首にあたる部分が柔らかくなっているので思った以上に自由に動かすことができます。ここが硬いと動いたときに落ちてしまうと思ったのですが、絞ることもできるので首に固定できるんですよね。
ファンに異物が巻き込みにくい
このネックファンのメリットは異物が巻き込まれにくいというところではないでしょうか。通常のネックファンですと大きなファンがついているので異物を巻き込んでしまう可能性があります。
もちろん、このネックファンも異物が巻き込まれることもありますが、直接ここから風が出るわけではなく、穴も小さいので多少安心です。
ただし、髪の毛などの細いものはガッツリ巻き込まれてしまうのでそこは注意して使うようにしてくださいね。
気になったところ
それなりに重さを感じる
この商品だけなのかは分かりませんが、けっこうな重さを感じます。最初に持ったときに『意外と重いな…』と思ったぐらいです。
内蔵電池なのか、本体の素材なのかは分かりませんが、思ったより重いので長時間つけていた場合、それなりに負担になるかもしれません。
ファンが回っているときの振動が強い
ファンを首にかけて使ってみて気づいたのですが、かなり振動が強いです。弱でも『ヴー』というような細かい振動が首というか、むしろ肩全体に感じるぐらいです。ここはマイナス点ですね。
最後に
少し重くて振動が強いというデメリットもありますが、ハンディタイプのファンはずっと手に持っているのがめんどうですし、先端のファン部分から風が出るタイプのネックファンは風のあたる範囲が狭いので、それらに比べるとこのネックファンの方がいいように感じます。
キャンプ、スポーツ観戦、ガーデニングなど、アウトドアで活躍してくれるこのネックファン。よかったら使ってみてくださいね。