私は昔からファブレットと呼ばれる通信端末が好きで何台か所有してきました。
ファブレットの定義はスマートフォンとタブレットの中間のサイズの通信端末と言われていますが、正確にこれがファブレットだ!というものはないようですね。私の中ではだいたい6インチから7インチぐらいのサイズのものをファブレットと呼んでいます。
もともとファブレットと呼ばれる端末は少ないように思いますが、海外ではそれなりに流通しています。特に海外スマホは安さという魅力もあるため、たまに衝動的に買ってしまうこともしばしば…
今回は少し前に購入した海外SIMフリーファブレットOUKITEL K9という端末を紹介したいと思います。K9は日本では売られていないかもしれませんが、後継機と他のシリーズはいくつか出ています。価格は税込価格11,000円~31,000円で買えるので国内の端末に比べると安くなっていますね。

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本体説明
Gearbestという海外サイトでも売られています。
Amazonだとこのような端末が売られています。どれも6インチ以上でバッテリーやメモリも大きく、価格もリーズナブルな印象です。
スペック
スペックはこのようになっています。Android 9.0 でメモリ4GB、画面は7.12インチで解像度2280×1080なので大きくてキレイですね。
モデル:OUKITEL K9 4G Phablet
ディスプレイ:7.12インチ
OS:Android 9.0
画面解像度:2244 x 1080 FHD + Resolution Screen
バッテリー:6000mAh
重量:232g
サイズ:縦 約180㎜ x 横 約85㎜ x 幅 約9㎜
CPU:Helip P35 Octa Core 2.3GHz
GPU:IMG GE8320
RAM:4GB
ROM:64GB
カメラ
rear camera:16.0MP + 2.0MP
front camera:8.0MP
SIMカードスロット:Nano SIM + Nano SIM / micro SD card
ネットワーク:Bluetooth4.0
対応バンド
GSM:850/900/1800/1900MHz
WCDMA:B1/2/4/5/8
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20
TDD-LTE:B40
通信状況
私が契約しているIIJmioのDタイプのSIMでは問題なく使用できています。SIMが使えるので外に持ち出して動画再生やカーナビとして使用しています。大きい画面を活かした使い方をするといいでしょう。
発送について
Gearbestで購入した場合は通常発送ですと届くまでに2週間以上かかります。オプションを利用すると料金が少し高くなりますが、1週間ほどで届くかと思います。Amazonで購入した場合は比較的早く届く印象ですね。
日本語設定
海外スマホですが、設定で簡単に日本語に変更できます。
設定 > システム > 言語と入力 > 言語 > 言語を追加 > 日本語
本体紹介
同梱物
外箱です。とてもシンプルでいいですね。ただ、箱にヘコみがありました。海外製品はたまにこういうことがあります…
付属品はこれです。
- スマートフォン
- Micro USBケーブル類
- SIMピン
- TPU本体保護ケース(クリア)
- 保護フィルム
- 充電器
- 取扱説明書
海外スマホに多く見られますが、本体の保護ケースと保護フィルムが同梱されています。正確にいうと保護フィルムは最初から貼られているので自分で貼る必要がありません。これは助かります。
本体の外観
大きさは縦 約180㎜ x 横 約85㎜ x 幅 約9㎜です。
背面です。丁寧にボタンやSIMスロットの説明が書かれたフィルムが貼られていました。デュアルSIM仕様でカメラの下には指紋認証もついています。
右側面には上から音量ボタン、電源ボタンがあります。
左側面にはPINタイプのSIMスロットがあります。
下部です。光の加減で見えづらいですが、micro USB Type-C端子が中央にあります。
良かったところ
画面が大きい
画面が7インチあるので大きくて見やすいです。私は手が大きい方ですが、それでもギリギリ持てるぐらいです。落下には気をつけた方がいいですね。
スマホとタブレットの中間に位置するファブレット端末の画面サイズにも関わらず、べゼルが狭いため、小さく感じます。私はここを重視したのでこれに関しては満足ですね。
画面がキレイ
解像度が2244 x 1080のため、画面は非常にキレイです。写真、動画などを見るときはその良さが分かるかと思います。
気になるところ
サイズが大きい
良かったところの逆になりますが、画面が7インチあるため、さすがにポケットに入れて持ち歩くには大きすぎます。バックに入れることが多くなりそうです。
重い
当然と言えば当然ですが、サイズが大きいため、重さを感じます。232gですのでずっと片手で持ち続けると疲れます。
電池持ちはよくない
バッテリー容量はありますが、画面が大きく解像度も高いせいか電池の持ちはあまり良くない印象ですね。画面の明るさの調整をして節約するか外に持ち出す場合はモバイルバッテリーがあった方がいいでしょう。
カメラ写りは悪い
カメラは国内のスマートフォンと比べると劣ります。まれにピントが合わないこともあるため、写真をキレイに撮ることには向いていないので注意してください。
また、本体が大きいため、両手で撮影することが多くなると思うのでそういった意味でも写真メインでは使いにくい印象でした。
ウィジェットが停止する
使って気づいたことですが、ウィジェットが頻繁に停止していました。私はアナログ時計、デジタル時計、カレンダーをウィジェットで表示させていますが、アプリの一括削除を行うと時が止まります(ウィジェットが停止するため)。これは不便ですね…
調べたところ、このメーカーの独自仕様のようですが、アプリを制御している機能が搭載されているようです。そして、この機能は常時動いていて停止できないようです…
回避策として設定から停止させたくないアプリのカギマークを押しておくと(カギがかかった黄色の状態)ウィジェットは停止しなくなりました。ただし、バックグラウンドで常にアプリが開いている状態になるため、ちょっと気になります…
ケースの種類が少ない
これは海外スマホで多く見られますが、ケースの種類が少ないです。ほぼ選択肢がない状態ですのでこだわりがある場合は注意してください。私が使っているケースもちょっと渋めで色もちょっとアレですが…スタンドとして立てて使えるのでそこそこ気に入ってます。
おすすめの使い方
予備端末として使う
この記事【発見】スマートフォンを2台持つことのメリットはこの2つも書いていますが、予備端末として使うとメリットを活かせると思います。メインとして使うのは個人的には物足りない感じでした。
大きさはいいのですが、持ち歩くにはちょっと大変なのとカメラの写りも気になるところなので。普段バックに入れていて必要に応じて使うのもいいかと思います。
動画用として
この大きさなので、動画用として使うには最適です。スタンドになるケースがあれば横にして鑑賞することもできますし、字幕がある映画などでもスマホよりは見やすいでしょう。ただし、内臓スピーカーはモノラルなので、横にしてスピーカーから音を出すと片方からしか聴こえません。Bluetoothイヤフォンの使用をおすすめします。
電子書籍用として
タブレットを電子書籍リーダーとして使うには大きくて重いし、外に持ち出すには荷物になる。そんなデメリットは解消されます。ただし、画面がキレイなため、目が疲れることがあるかと思います。画面の明るさの調整やブルーライトカットのアプリを使うとより快適になるかと思います。
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最後に
メインとしては少し物足りませんが、予備端末として使うとこのサイズの良さを最大限に発揮することができます。この料金であれば十分だと思っています。
『スマホは小さい、でも、タブレットは大きい』、『いつもバックを持ち歩いている』、『安いサブ端末が欲しい』そんな人にはこの端末はおすすめです。
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