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【解説】楽天銀行と他のネット銀行との違いってなに?こんなところが違うんです!

楽天銀行と他のネット銀行との違いってなに?こんなところが違うんです!生活
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私自身もメインバンクとして利用している楽天銀行

楽天銀行は実店舗を持たないネット銀行[関連記事:【解説】インターネット専業銀行(ネット銀行)のメリット、デメリットって何?実際に使ってみた感想]の一つで、契約者数が多く非常に人気のある銀行です。使い始めた頃はインターネット操作に慣れていなかったため、苦労したこともありましたが、慣れるとその便利さ、お得さに驚くことでしょう。

今回は実際に楽天銀行にはどんなメリットがあるのかまとめてみました。これから口座開設を考えられている人のお役に立てれば幸いです。

楽天銀行の特徴
  • コンビニATMが24時間365日利用できる
  • ハッピープログラムという会員の優待特典がある
  • ATM利用手数料が最大月7回まで無料になる
  • 他行宛振込手数料が最大月3回まで無料になる
  • 楽天スーパーポイントを貯められて使える
  • スマホで残高照会や振込等のサービスが利用できる
  • マネーブリッジにより好金利な優遇を受けられる
  • 万全のセキュリティ態勢で安全に利用できる

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コンビニATMが24時間365日利用できる

楽天銀行は実店舗がありません。そのため、お金を入出金するときは提携先のATMを利用することになります。セブン銀行、イオン銀行、コンビニATMEnet、ローソンATM、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行などで取引きができます。コンビニATMを利用できるので急な引出しや振込みもできて便利ですね。実際に私も夜お金を引出すことが多いので役に立っています。

楽天銀行が利用できるATM

セブン銀行:セブンイレブン、イトーヨーカドー
イオン銀行:イオン、マックスバリュー、ミニストップ
PatSat:阪急電鉄、阪神電車、北大阪急行電鉄、神戸市営地下鉄、南海電鉄の各駅
VIEW ALTTE:JR東日本の駅、ビックカメラ、ルミネ等
コンビニATMEnet:ファミリーマート、スリーエフ、ポプラ
ローソンATM:LAWSON
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行

ハッピープログラムでさまざまな優遇を受けることができる

ハッピープログラムとは?

ハッピープログラムは楽天銀行を利用している会員の優遇プログラムです。楽天会員の情報を連携させることでハッピープログラムの登録完了となります。無料で行えてさらにエントリーするだけでATM手数料が最大月7回無料、振込手数料最大月3回無料、楽天ポイントの獲得倍率が最大月3倍の優遇を受けることができます。

  • ATM手数料:最大7回/月無料
  • 振込手数料:最大3回月無料
  • 楽天ポイント獲得倍率:最大3倍

ただし、楽天会員になっていないとハッピープログラムに登録することができませんので楽天会員ではない場合は楽天会員への登録をしてください。

ハッピープログラム = 楽天会員の会員情報と楽天銀行の口座情報を連携させる

ハッピープログラムには『ベーシック』『アドバンスト』『プレミアム』『VIP』『スーパーVIP』という5つのステージがあります。条件を満たすとこのステージが変わるのですが、ステージによって受けられる特典が変わります。一番上のステージの場合、手数料が無料になる回数が最大となり下のステージの場合は回数が少なくなるわけですね。

会員ステージは毎月25日終了時点のお預かり資産残高』『前月26日~毎月25日の対象商品・サービスの取引件数で決まるようになっています。優遇は翌月の1日から受けることができます。

  • 資産残高:毎月25日終了時点
  • 取引件数:前月26日~毎月25日の対象商品・サービス

ATM利用手数料が最大月7回まで無料になる

楽天銀行のキャッシュカードがあれば全国約100,000台の提携先ATMを利用して手軽で便利に入出金ができます。通常は下記の通り、利用するATMによってそれぞれ手数料がかかります。

 出金(税込)入金(税込)
  3万未満3万以上
セブン銀行220円220円0円
イオン銀行220円220円0円
PatSat220円220円0円
コンビニATM Enet275円275円0円
ローソンATM275円275円0円
三菱UFJ銀行275円275円0円
みずほ銀行275円275円0円
ゆうちょ銀行275円275円0円
VIEW ALTTE275円取り扱いなし

しかし、ハッピープログラムを利用することでステージによって回数は変わりますが、税込220円~275円かかる手数料を無料にすることができます。無料になる限られた回数の中で引出しを行うことで手数料を削減することができます。

他行宛振込手数料が最大月3回まで無料になる

楽天銀行から楽天銀行へ振り込む場合は無料になりますので手数料を気にする必要はありません。しかし、楽天銀行から他の銀行へ振込みを行う場合は3万円未満で168円(税込)、3万円以上で262円(税込)の手数料がかかります。

3万円未満:168円(税込)
3万円以上:262円(税込)

この振込手数料がさきほどのステージによって最大月3回まで無料になります。例えば『アドバンスト』ステージの場合ですと月1回手数料が無料になります。

実は、最大月3回無料にするには『VIP』『スーパーVIP』のどちらかのステージにならないといけませんが、この他にもう一つ方法があります。それは給与、賞与、公的年金のどれかを受取り口座として設定することです。

この方法ですとステージに関係なく振込手数料を最大月3回まで無料にすることができるんです。ただし、ハッピープログラムへの事前の登録は必要です。

  • ハッピープログラム(無料)への事前の登録が必要
  • 給与、賞与、公的年金のどれかを受け取る

私はハッピープログラムにも登録済みで会社の給与は自分が持っている楽天銀行の口座を指定しているので他の銀行へ振込みを行う場合、月3回まで無料になります。

ここで少し注意が必要なのは給与、賞与、公的年金を受け取った日の翌月が3回無料になります。つまり、年金を隔月で受け取った場合、受け取った月の翌月が3回無料になりますが、受け取らない月の翌月は対象外になるので無料にはなりません。あくまで受け取りがあった翌月が対象となるわけですね。

楽天スーパーポイントを貯められて使うこともできる

ハッピープログラムに登録すると銀行サービスを利用したときに獲得できるポイントの倍率[楽天銀行ハッピープログラムポイント還元]が変わります。例えば楽天銀行以外の銀行へ振込む場合、『ベーシック』ステージですと1件1ポイントしか還元されませんが、『プレミアム』ステージですと1件2ポイント還元されます。

その他にも各種支払い、楽天証券への入金、楽天Edyのチャージ、楽天ウォレットへの入金などの利用においてもステージによってポイントの獲得倍率が変わります。ハッピープログラムに登録していると銀行サービスを利用するだけでポイントが貯まり、さらにステージによって獲得倍率も変わるのでとてもお得ということですね。

また、もう一つお得なのはこの貯まったポイントを銀行サービスで使うことができるということです。しかも、このポイントは銀行サービスだけで貯めたものだけではなく楽天グループで貯めたポイントも銀行サービスで利用することができます。

ポイントで利用できる銀行サービスの一例です。振込手数料をポイントで支払えるのが驚きです。

  • 振込手数料の支払い
  • デビットカードの支払い
  • 楽天銀行専用の少額あんしん保険の支払い
  • プリペイドカードのチャージ
  • 外貨預金の預け入れ

ハッピープログラムに登録することでポイントの獲得倍率が上がり、ポイントをより多く貯めることができます。そして、それ以外にも楽天グループで買い物をしたり、楽天銀行のサービスを利用したりすることでポイントが貯まります。

貯まったそのポイントをまた楽天銀行のサービスや楽天グループで利用することができるわけです。とにかく経済的でお得なんですよね。これが楽天銀行の大きなメリットと言えるでしょう。

スマホで残高照会や振込等のサービスが利用できる

ネット銀行のメリットとして口座残高確認や振込処理をスマートフォンアプリで行うことができます。楽天銀行のアプリでももちろん行うことができますし、それ以外にも定期預金、外貨預金、FX、ローンなどのサービスを利用することができてしまうので、どんな場所でもいつでも銀行サービスを利用することができます。これも便利ですね。

楽天銀行アプリメニュー
楽天銀行アプリメニュー

マネーブリッジにより好金利な優遇を受けられる

マネーブリッジといって楽天銀行口座と楽天証券口座を連携することで利用することができます。普通預金金利が5倍になるという特典があります。

年0.02% → 年0.10% [年0.079%税引後]

これはネット銀行の強みではありますが、実店舗を持たないことでコストを削減し、高金利を実現しているようですね。その他、定期預金、外貨普通預金、外貨定期預金、FXなどのラインナップも豊富に取りそろっています。

万全のセキュリティ態勢で安全に利用できる

インターネットでの取引きになるのでセキュリティが不安になりますが、いくつものセキュリティ対策がとられているため、安心して取引きができます。

  • 取引通知メール:ログインや取引き、手続きがあった場合にメールが届く
  • ワンタイム認証:ランダムに生成される使い捨てパスワードで認証する
  • セキュリティカード認証:カードに並んだ英数字で認証する
  • 合言葉認証:本人確認の合言葉で認証する

これらのメール受信や認証はそれぞれの取引きによって違います。例えばサイトにログインしたときや振込み処理をしたときに処理の内容確認としてメールが届きます。ワンタイム認証やセキュリティカード認証、合言葉認証は振込み処理をする際に自分にしか分からない数字や言葉を入力することで処理されるようになっています。これによって第三者の不正使用を防止することができます。

このようにして不正防止のセキュリティ対策がとられているので、安心して利用することができるわけですね。

最後に

楽天銀行はネット銀行として非常に人気があります。それはコンビニATMの利用やアプリでの操作ができるネット銀行のメリット以外にも楽天スーパーポイントで振込手数料が支払えるなどの独自のサービスを提供しているからです。

また、楽天サービスは楽天銀行楽天カード楽天Edyの組合せをおすすめします。なぜならば、楽天はさまざまなサービスを利用することでポイントが貯まり、さらにそれを使うこともできるのでとてもお得だからです。

私自身、楽天銀行のサービス利用、楽天カードや楽天Edyでの支払い、それらによって貯まったポイントを楽天市場での買い物、楽天銀行での振込みに使うことで別の銀行をメインで利用していたときより節約することができました。

インターネットでの登録が多いので最初は大変かもしれまんが、一度登録して利用するとその便利さ、お得さに気づくことでしょう。よかったら参考にしてみてください。

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