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【解説・検証】モバイルWi-Fiルーターに格安SIMのSIMカードを入れて使うときのメリットと手順について解説します!

モバイルWi-Fiルーターに格安SIMのSIMカードを入れて使うときのメリットと手順について解説します!スマホ・タブレット
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私は以前からIIJmioの格安SIMを契約して、SIMフリースマホに入れて使っています。

IIJmioの格安SIMはスマートフォンでしか使ったことがありませんでしたが、ふと思ったんです。

『このSIMカードってモバイルWi-Fiルーターに入れて使えないのかな?』と。

ただの興味本位で、ただの思いつきですが、それでも使い方によってはメリットがあることにも気づけました。

今回は格安SIMのSIMカードをモバイルWi-Fiルーターに入れた手順とメリットを解説したいと思います。

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SIMカードとは?

モバイル通信をするために必要なカードをSIMカードといいます。このカードには電話番号の情報が書き込まれていて、これがあることによってスマートフォンの通信ができるようになっています。

このSIMカードを使って通信を行う場合、取り扱っている通信事業者と契約する必要があります。

キャリアと呼ばれるdocomo、Softbank、au、楽天モバイル以外でSIMカードを契約することを一般的に格安SIMと呼ばれています。

格安SIMについて解説している記事[【必見】格安SIMってなに?メリット、デメリット、契約について解説します!]があるのでよかったら読んでみてください。

モバイルWi-Fiルーターとは?

この記事[【解説】モバイルWi-Fiを契約する前に確認することはこの6つ!!]で少し説明していますが、モバイルWi-FiルーターはSIMが入っていないスマートフォンやWi-Fi通信専用端末をインターネット接続することができる機器です。

私は以前、実際にWimaxやSoftBank Airなどの据え置きタイプのモバイルWi-Fiルーターを使っていたことがあります。

モバイルWi-Fiルーターは据え置きタイプでなければ室内だけでなく、室外でも使えるのがメリットですね。しかし、逆に電波が弱く、通信が安定しないなどのデメリットもあります。

テザリング機能とは?

実はSIMカードが入っていてモバイル通信ができる状態のAndroid端末やiPhoneで、さらに機能がそなわっている端末であればモバイルWi-Fiルーターと同じようにSIMが入っていない端末やWi-Fi通信専用端末でもインターネット接続することができます。

最近の新しい端末ならそなわっている機能ですので使ってみてください。Android端末ではテザリング、Phoneではネットワーク共有と呼ばれています。

Android端末:テザリング
iPhone:ネットワーク共有

スマートフォンを使わずWi-Fiルーターを使うメリットってあるの?

本来ならAndroid端末やiPhoneのテザリング、ネットワーク共有機能でモバイルWi-Fiルーターのような使い方ができるのであればモバイルWi-Fiルーターは必要ないですよね。

私自身はただ単純に『格安SIMをモバイルWi-Fiルーターで使えるのかな?』という興味本位でためしただけですが、スマートフォンのテザリング機能を使わずWi-Fiルーターを使うメリットを考えてみました。

メリットとしては『電池の持ちが良い』『メイン端末の負担軽減になる』『接続できる機器の数が多い』この3つでしょうか。

電池の持ちが良い

これが一番だと思ったのですが、モバイルWi-Fiルーターはスマートフォンでテザリングするより電池が長持ちします。

もちろん、これはモバイルWi-Fiルーターやスマートフォンの性能や使用期間によっても変わるので比べることではないですが、そもそもWi-Fiルーターは『SIMが入っていない端末やWi-Fi通信専用端末が通信できる機能』しかそなわっていないので、それ以外のことで電池を消費することがないわけなんですよね。

スマートフォンは本来、通話がメインですし、それ以外にも写真撮影、メール送受信、SNS、動画視聴など、いろいろなことができます。その分、電池を消耗するわけですね。

メイン端末の負担軽減になる

この記事[【解説】スマートフォン2台持ちのメリットはこの2つ!]でも少し書いていますが、メイン端末でいろいろな操作や機能を使うとやはり負担が大きくなってしまいますよね。

テザリング機能を使用すると通信を行いますし、電池の消耗も大きいので、さらにそのメイン端末に負担がかかってしまうというわけです。

モバイルWi-Fiルーターを使うことでスマートフォンの負担を軽減させることができます。そうすることでスマートフォン自体の寿命も延ばすことができますね。

接続できる機器の数が多い

iPhoneのネットワーク共有なら5台までの機器を接続することができます。Android端末のテザリングなら5台以上接続できるものもあるようですが、モバイルWi-Fiルーターの場合、機種にもよりますが、最大10台接続できるものあるんです。

普通に使う分にはそこまで接続することはないかと思いますが、最近ではテレビやレコーダーにWi-Fi通信機能がそなわっていますし、エアコンや洗濯機などの家電でもWi-Fi通信で操作できるものも多いので、多くの機器が接続できるなら十分メリットになりますよね。

格安SIMをモバイルWi-Fiルーターに入れて使うときの注意点

格安SIMをモバイルWi-Fiルーターに入れて使う場合、とうぜんですが、通信容量を使用します。ですので、通信量が少ないプランを契約している場合は注意してください。

私はIIJmioの格安SIMを契約していますが、音声SIM、通信SIMを複数契約しています。それらはすべて『データシェア』という通信容量を分け合える機能を設定しているので使用できる通信容量が多いんです。

ですので、それほどデータ通信量を気にしたことはありませんが、モバイルWi-Fiルーターをメインで使うようならデータ量無制限でSIMと本体を一緒に契約できるサービスをおすすめします。

モバイルWi-Fiルーターの選び方

Band(バンド)と呼ばれる周波数帯の確認

通常、モバイルWi-FiルーターをするときはSIMと本体がセットになっているので、気にする必要はありませんが、私のようにSIMカードとモバイルWi-Fiルーターを別で用意するときには少し注意が必要になります。

モバイル通信はBand(バンド)と呼ばれる分割された周波数帯を利用して通信が行われています。これはキャリアごとに違うのでこれに合った機器を使う必要があるんです。

具体的には私はIIJmioのドコモ回線のSIMカードを契約して使っているので、モバイルWi-Fiルーターもドコモで発売されたモバイルWi-Fiルーターを中古で購入して使っています。

もし、他のモバイルWi-Fiルーターでドコモ回線のSIMカードを使った場合、対応する周波数が一部使えないため、特定の場所にいくと電波が届きにくくなってしまうんですよね。

ドコモ回線を利用するならBand1、Band3、Band19に対応していればどんな場所でもそれほど通信が不安定にならずに使えるといわれています。

特にBand19はプラチナバンドと呼ばれ地下や大きな建物がある場所、山間部、電車の中なでもつながりやすく広い範囲をカバーしている周波数帯となっています。

docomo 4G LTE

Band:1、3、19、21、28、42

たとえば中古で購入するなどして用意したモバイルWi-FiルーターがBand19に対応していなかった場合、電波が不安定になる場所があるということなんです。

他のキャリアのモバイルWi-Fiルーター

Band:1、3、11、18、26、28

ただし、Band1、Band3には対応しているので、まったく通信ができないわけではありません。ですが、どうせ使うなら通信が安定した方がいいですよね。

ですので、私はドコモから発売された中古のモバイルWi-Fiルーターを購入したわけなんです。

実際にモバイルWi-Fiルーターで使うときの手順

古い機種ですが、ドコモから発売されたWi-Fi STATION N-01JというモバイルWi-Fiルーターを中古で買いました。ここにIIJmioで契約したドコモ回線のデータ通信SIMをセットします。

SIMサイズを変換する

私が使っているIIJmioのSIMカードはnanoSIMカードと呼ばれる小型サイズですが、このモバイルWi-FiルーターはmicroSIMカードという少し大きいサイズのSIMカードに対応しています。

つまり、IIJmioのnanoSIMカードはモバイルWi-FiルーターN-01Jには入れることができないんですよね。ですので、SIMカード変換アダプタを使ってnanoSIMカードをmicroSIMカードの大きさに変換します。

nanoSIMカードをmicroSIMカードに変換

SIMカード変換アダプタを使うときに注意すること

私は過去に何回かSIMカード変換アダプタを使っていたことがあるのですが、変換アダプタを使うとSIMカードに段差ができるため、取り出すときに引っかかって取れなくなることがあります。

SIMカードが取り出せなくなってスマートフォンのSIMスロットを壊してしまったこともあります…

このやり方は公式ではすすめていない方法となります。SIMカード変換アダプタを使う場合は十分気をつけてください。あくまで自己責任で行ってくださいね。

SIMカードをセットする

SIMカードの変換が終わったのでモバイルWi-Fiルーターにセットします。N-01JはSIMカードを挿し込みタイプではなく、レールに入れてカバーを閉じるタイプでしたので、それほど大変ではありませんでした。

電池を取り外す
SIMカードをレールに入れる
カバーを閉じる

本体のAPN設定を行う

SIMカードをセットしたら本体を起動します。しかし、このままでは使えないんです。スマートフォンにSIMカードを入れたときと同じAPN設定を行う必要があります。

格安SIMの場合はSIMカードが送られてきたときの初期設定方法説明書や契約した格安SIMのサイトを見ると確認できるでしょう。

本体を起動する
APN設定で新規追加を押す
SIMの接続先情報などを入力する
追加したら設定画面に表示される
無事接続できた

スマートフォンでモバイルWi-Fiルーターに接続する

ためしにスマートフォンでモバイルWi-Fiルーターに接続してみましたが、無事接続できました。

今後はこのモバイルWi-Fiルーターを使ってSIMを入れていないスマートフォンやWi-Fi専用端末をモバイル通信することができます。

このモバイルWi-FiルーターはSIMカードの取り出しもかんたんなので、必要に応じてスマートフォンに入れたり、モバイルWi-Fiルーターに入れたりして使いわけようと思っています。

iPhoneで無事接続できた

最後に

IIJmioで契約したSIMカードはモバイルWi-Fiルーターに入れても使えることがわかりました。

ただし、安定して使うにはSIMカードとモバイルWi-FiルーターのBand(バンド)と呼ばれる周波数帯を合わせた方がいいでしょう。

『電池の持ちが良くなる』『メイン端末の負担軽減になる』『複数の端末が接続できる』などのメリットもありますので興味がある人はためしてみてくださいね。

各サイトでモバイルWi-Fiルーターをチェック!

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