私はスマートフォンやタブレットなどの通信端末を2台以上所有しています。理由は単純でスマートフォンなどのガジェットが好きだからです。ただ、それだけです。
好きだから所有しているわけですが、実際に良かったことがありました。
そこで今回は『スマートフォンを2台持っていると何が良いのか?』ということをテーマにしてお話ししたいと思います。
2台あると何かいいことあるの??
2台持ちのメリットとは?
私が思うスマートフォンの2台持ちのメリットは大きく2つあります。もちろんその他にもいくつかあげられますが、特にこの2つが重要ではないでしょうか。
- 今使っているスマートフォンのデータ共有
- メイン端末の負担軽減
また、2台持ちといっても無理して2台目を購入する必要はありません。お金がかかりますから…機種変更して不要になった古い端末があればそれで十分です。再利用として活用することができますので。
今使っているスマートフォンのデータ共有
私が以前、海外のちょっと珍しいスマートフォンをメイン端末として使っていた頃。ある日の朝、起きたら画面が真っ黒になっていて一切操作できなくなってしまったことがありました。
なんじゃこりゃ~!!!終わった…
しかし、幸いなことに『以前使っていたスマートフォンが手元に残っていたこと』『アカウントを同期していたこと』『SIMカードのサイズが合っていたこと』により以前使っていたスマートフォンにデータを復元させて、使えなくなったスマートフォンと同じ状態に戻すことができました。
あっぶね~元に戻ったよ!助かった!!
モバイル保険で安心に使える
ちなみに使っている機種によっては対応していないスマートフォンもありますが、『モバイル保険』というサービスもあります。
月額料金を支払うことで破損、水没、故障などを補償してくれるのでよかったら調べてみてくださいね。
データはクラウドに保管されている
こんなイメージです。クラウド(Cloud)というのはインターネット上のどこかという意味です。
インターネット上のどこかのサーバーにデータが保管されています。
スマートフォン内ではなくインターネット上にデータが保管されるのでもし今使っているスマートフォンが壊れてしまっても、別のスマートフォンにデータを復元させることで元に戻すことができます。
ただし、これには条件があります。これらの条件がそろっていないとダメなんです。
スマートフォンを2台持っていること
大前提としてスマートフォンが2台ないと今までと同じように使うことはできません。また、もう一つのスマートフォンが壊れていて起動できない状態だった場合も復元できません。とうぜんといえばとうぜんですが…
データを同期していること
アカウントを同期しているとデータがスマートフォン内ではなくインターネット上に保管されるので、どんなスマートフォンでも同じデータの状態にすることができます。
アカウントというのは分かりやすくいうと使用者を特定するものです。たとえばあなたが部屋の鍵を持っているなら、自由にその部屋のドアを開け閉めすることができるので好きなときに出入りできますよね?
アカウントという鍵を持っているとデータが保管されている場所へアクセスすることができるので、好きなときにデータを取り出すことができるわけです。
これは私のイメージとしての説明なので正しいか分かりませんが、そんな感じです。
このアカウントはAndoroid端末ではGoogleアカウント、iPhon端末ではApple IDとなります。それぞれメールアドレスとパスワードの2つがセットで鍵となります。
AndroidとiPhoneの同期設定はこのように行います。
Androidの同期設定
iPhoneの同期設定
SIMカードのサイズが合うこと
Wi-Fi環境で使用するのであればSIMカードをセットする必要はありませんが、通話を行うにはSIMカードを端末に入れないと通話ができません。そのため、SIMカードのサイズが合うことが条件となります。
SIMカードの種類
SIMカードのサイズは3種類あります。現在主流のサイズはnanoSIMカードになりますが、古い端末の場合はサイズが異なりますので注意が必要です。
- 標準SIM:25mm × 15mm
- microSIM:15mm ×12mm
- nanoSIM:12.3mm ×8.8mm
このようにwebで検索すると自分が使っているスマーフォンのSIMカードのサイズが分かります。
○○(自分が持っているスマートフォンの名前) SIMカードサイズ
SIMカードスロットの種類
SIMカードはスロットからセットすることができます。現在はPINタイプが主流ですが、古い端末はキャップタイプの端末もありますね。
メイン端末の負担軽減
もし、メイン端末1台しか持っていないとしたら、すべての操作をその端末で行うことになるので、とうぜんですが負担が大きくなってしまいます。
負担が大きくなれば内部の機器が劣化することもあるでしょうし、何より電池の消耗が激しくなり、結果的に端末の寿命を縮めてしまうことになります。
そのため、2台以上端末を持っていればメイン以外の端末をサブ端末として使い分けることでメイン端末の負担を軽減させることができます。これがもう一つのメリットですね。
ちなみに私は2台以上端末を所有しているのでもっと細かい使い分けをしています。ここまでする必要はありませんが、複数あるとそれぞれの端末の特徴をいかした使い方もできるのでおすすめです。
動画視聴
動画視聴は常に画面を表示させているため、端末への負担が大きいですよね。電池の消耗も激しいので劣化が早まりますし。もし、メイン端末以外にも端末を持っていれば動画視聴専用端末にしてもいいかもしれません。
普段は台所用として動画をみながら料理をするために使ってもいいですし、防水ならお風呂でも使えますね。スマートフォンでの動画視聴は画面が小さいのでタブレットであればもっといいかもしれません。
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音楽
実際に私はRakuten miniという小型端末を音楽専用端末にしていて車のオーディオにBluetooth接続して聴いたり、トレッキングやジョギングをしたりするときにも使っています。
この端末はeSIMが内蔵されていてモバイル通信ができるのでこのように外でも使えますが、もちろんWi-Fi環境が整っていればモバイル通信ができなくても室内で使うこともできます。
やはり、音楽も長時間使用することが多いのでメイン端末ではない他の端末で行うことで負担は軽減されるでしょう。
ちなみにこの端末はテザリングもできます。テザリングも電池の消耗が激しいので別の端末で行うことで負担が減りますね。
Rakuten miniレビュー記事
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アプリゲーム
ゲームも動画視聴と同じように常に画面が表示されているので負担は大きいですよね。さらにゲームは画面をタッチして操作を行うのでもっと負担が大きいでしょう。
ゲームや動画視聴はSIMカードが入っていなくてもWi-Fi通信があれば使えるので2台持ちならメイン端末の負担は大きく軽減されます。
サブ端末をWi-Fi通信で使う
さきほども少し触れましたが、スマートフォンはSIMカードがなくてもWi-Fi環境があればインターネットの閲覧、アプリのダウンロード、通信を使用するゲーム、ストリーミング音楽サービスの利用が可能です。
現在流通しているスマートフォンは電池パックが内蔵されているため、ほんとんどの端末において交換することはできません。
つまり、電池を長持ちさせることは端末を長持ちさせることにつながるわけです。
ですので、古くなって使わなくなった端末や安く買える海外SIMフリースマホなどを持っていれば、自宅でのストリーミング再生やインターネット閲覧などをメイン端末とは別の端末で行うことでメイン端末の負担軽減になります。
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2台持ちするならモバイル通信がおすすめ
スマートフォンを2台持ちするならモバイル通信をおすすめします。モバイル通信ができれば室内、室外どこにいても使えるので便利なんですよね。
モバイル通信を行うには4つの通信手段があります。また、モバイルWi-Fi、格安SIMの関連記事もあるので合わせて読んでみてください。
最後に
メイン端末とは別にスマートフォンやタブレットがあってデータを同期してれば、万が一の際にメインで使用している端末の代わりとして使えるようになります。
さらにアプリでゲームをするときや音楽を聴くときに別の端末を使うことでメイン端末の負担を軽減させることができます。
機種変更等で古いスマートフォンやタブレットが残っている場合は活用してみてくださいね。
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