洗濯機を買うにあたって私が住んでいる街の実店舗では品揃えも少なく、安くて容量が大きい洗濯機が見つからなかったのでインターネットで探すことにしました。
インターネットは種類もたくさんあり、容量が大きくて安いものがありましたが、あまりにも安くて心配になるぐらいだったんですよね…
迷いに迷ってHaier(ハイアール)のJW-C70C-Wという全自動洗濯機を買いました。とても安かったので価格としては満足だったのですが、やはり安いにはそれなりにわけがありましたね。
今回はこのハイアールの洗濯機を実際に使ってみた感想をお話ししたいと思います。
商品説明
配送期間
この洗濯機は楽天市場で買ったのですが、ネットショップで買う場合は注意が必要です。まずは配達まで時間がかかります。
もちろん、 ネットショップ によっては早く届くかもしれませんが、大型商品ですし、在庫状況もあるので難しいかもしれません。
ですので、時間に余裕がない場合は実店舗で買った方がいい場合もあります。ただし、設置をお願いする場合は季節や曜日によってすぐに手配できないこともあるので、実店舗であっても多少時間はかかるかもしれませんね。
配送日時
届けてもらう日にちと時間ですが、私が買ったサイトでは日にちの指定はできましたが、時間が指定できませんでした。
日にちが指定できたとはいえ『〇月〇日以降配達可能』というような感じで指定された日にち以降しか指定することができませんでした。私の場合は配達日が半月以上先でしたのでだいぶ待った気がします。
また、時間ですが、前日の夕方に登録した携帯あてに電話がきて『明日、10時から12時までに伺います。』という連絡がきました。おおざっぱに午前か午後のどちらかという感じでしたね。
配達してくれた人から聞いたのですが、洗濯機は設置できる専門スタッフが配達しないといけないので、同じ日に数十台まとめて配達先に順番に届けるそうです。
設置場所によっては部品を換えたり、追加したりする必要があるため、時間がかかることもあるので時間も指定できないようですね。
外観
色はパネル部分が青っぽくなっています。容量は7kg、サイズは横52cm、高さ94.6cm、奥行き57.5cmで少し大きめですね。この洗濯機は防水トレイに設置したのですが、ギリギリでした。
この記事[【解説】賃貸物件で全自動洗濯機を設置するときに注意することってなに?]にも書きましたが、賃貸物件で洗濯機を設置する場合には防水トレイや蛇口、排水口の位置などによっては設置できないこともあるので事前に確認することをおすすめします。
スペック
スペックはこのようになっています。かんたんな送風機能はついていますが、ふろ水での洗濯はできません。最小限の機能といったところですね。
本体サイズ(幅×高さ×奥行)mm:520×946×575mm
本体重量 : 約31.0kg
洗濯容量 : 洗濯7.0kg
洗浄方式 : うず巻式(高濃度洗浄)
乾燥方式 : 簡易乾燥(送風機能)
洗剤・柔軟剤 自動投入 : 無
ドアタイプ : 上開き
コース : 標準/自分流/念入り/お急ぎ/毛布/風乾燥/ソフト/ドライ/槽洗浄
運転音[洗濯時] : 43dB/45dB(50Hz/60Hz)
運転音[脱水時] : 54dB/59dB(50Hz/60Hz)
運転時間[洗濯時] : 標準コース37分/お急ぎコース10分
標準使用水量[洗濯時] : 101L
タイマー予約 : 2〜24時間
設置可能防水パン : 幅510mm×奥行560mm
ボディ幅(mm) : 520mm
自動おそうじ機能 : 無
ふろ水ポンプあり : 無
温水洗浄機能 : 無
スマホ操作機能 : 非対応
消費電力[洗濯時] : 370W/410W(50Hz/60Hz)
消費電力量 : 112Wh/112Wh(50Hz/60Hz)
付属品 : マジックつぎ手(1)、給水ホース(1)、糸くずフィルター(1)
良かったところ
価格が安い
なんといってもこれですね。価格は税込で約37,000円でした。なお、ここには設置費も入っています。
設置費は住んでいる場所によって変わりますのでなんともいえませんが、設置費込でこの価格は安いですよね。
デザインがシンプル
この洗濯機はデザインがシンプルです。白を基調としていてそれなりにオシャレです。人によって感じ方は違うかと思いますが、安い割にはいいデザインですね。
操作がかんたん
たいていの全自動洗濯機は同じような操作方法になりますが、この洗濯機もとてもかんたんに洗濯することができます。水の量は『スタート』ボタンを押すと自動で計測してくれます。
音が静か
これは洗濯機のメーカーや種類、場所、人それぞれの感じ方によって変わるので参考になるか分かりませんが、私個人的には思った以上に静かだと思いましたね。
ただ、私が以前使っていた洗濯機は古くて海外製だったので音が異常に大きかったというのもありますし、今洗濯機を設置している部屋がそれなりに防音がいいので比べるのは難しいところです。
ただし、価格の割には音が静かということはいえる気がしますし、すすぎや脱水以外はそれほど大きな音ではないかと思います。
一番音が大きい脱水の音がこちらです。脱水はさすがに大きくなってしまいますね。
気になったところ
容量が大きく見えない
インターネットで調べていたときによく書き込まれていたのを目にしたのですが、ハイアールの洗濯機は容量が大きいはずなのに『実際に実物を見てみると思った以上に小さかった』というレビューやコメントがありました。
私は国産の大手メーカーの洗濯機を使ったことがあまりないのでそこまで違いに気づかなかったのですが、今まで使っていた4.6kgの洗濯機と比べると確かにそれほど大きくは感じませんでした。
今まで使っていた洗濯機もどこのメーカーか分かっていないぐらいなので比較にならないですが…
ちなみに参考になるか分かりませんが、浴槽内のサイズは直径41cmで深さ(高さ)40cmです。今まで使っていた洗濯機が4.6kgで直径40cm、深さ(高さ)32cmでした。
見た目は同じぐらいかと思っていましたが、深さ(高さ)があったので今までの洗濯機よりは容量は少し大きかったですね。
ただし、国内メーカーや他の海外製の洗濯機と比べるとどのくらい違いがあるのか分かりませんので参考としてみてください。
洗剤の投入口が中にある
洗濯機のフタを開けて探してみたのですが、洗剤の投入口がどこにあるのかまったく分かりませんでしたね。
柔軟剤の投入口はフタを開けて浴槽のフチというか上に書いてあったので分かったのですが、洗剤の投入口は見つからなかったので説明書を見ました。
けっきょくゴミ取りネットの裏にあったので驚きました。ゴミ取りネットを取り外すときにカバーを外せるのですが、洗剤を入れるときは毎回これを開かないといけないわけです。海外製の洗濯機でよくあるようですが、これは不便でしたね。
特に洗濯物がたくさん入っているときは大変です。ゴミ取りネットのカバーが見えなくなってどこにあるか分からなくなるからです。
しかも、カバーを開けようにも洗濯物がじゃまして開けられないので洗濯物を手でおさえながらカバーを開けないといけないのでめんどうなんです。
洗剤を入れている間にエラーになる
洗濯物を入れて『スタート』ボタンを押すと自動で水量が計測されます。
水量が計測されたあとにそれに合った洗剤と、柔軟剤も投入するわけですが、洗剤を準備している時間が長くなるとエラーになってしまうんです…
『フタが開いている』状態が一定時間続くとエラーになるのでフタを閉めると洗濯が始まります。
ですので、フタを閉めればすぐに開始されるのでそれほど気にならないかもしれませんが、エラーになると音が鳴るのでちょっとイライラしてしまいますね。
『だいたいの水量を予想して洗剤を投入するか』『一度電源を切ってから洗剤と柔軟剤を入れるか』このどちらかであればエラーにはなりません。
柔軟剤の投入口が狭くて浅い
そして、柔軟剤の投入口ですが、これもまた入れづらいんです。柔軟剤の投入口は洗濯機の浴槽の上部分にあるのですぐに見つかるのですが、スライドするフタを開けると想像以上に浅くて狭い投入口に驚きました。
洗濯物が少なくて少量の柔軟剤を入れるときはいいのですが、多めに入れるときは間違いなくこぼれます。
どうがんばってもあふれてしまいます。ゆっくり少しずつ入れないといれないので、かなりめんどくさいですね。
最後に
価格は非常に安く機能や性能もそれなりにいいのですが、とにかく洗剤と柔軟剤を入れるのが大変です。洗濯は日常的に使用するものですし、毎回洗剤や柔軟剤を入れるので思った以上に手間で不便でしたね。
これががまんできるならこの洗濯機はおすすめですが、不便だと思うなら他の洗濯機を選んだ方がいいでしょう。よかったら参考にしてみてください。
賃貸物件で全自動洗濯機を設置するときに注意すること
この記事[【解説】賃貸物件で全自動洗濯機を設置するときに注意することってなに?]で紹介していますが、賃貸物件で全自動洗濯機を設置するときには防水トレイのサイズに注意してくださいね。洗濯機が置けなくなってしまうこともありますから。
洗濯ラックでスペースを有効活用する
賃貸物件などで洗濯機を置く部屋が狭いときは、スペースを有効に使える洗濯ラックがおすすめです。防水トレイが設置されていても設置できるので便利ですよ。